ここでは「画像を表示する」で作成したスクリプトを少し変更して画像をアニメーションさせる方法を解説しています。
アニメーションさせるための連続した画像を用意する
アニメーションさせるための連続した画像を用意して、Imagesフォルダに入れてください。新しい画像は3枚でそれぞれWidth(幅):130px, Height(高さ):280pxとなっており、全て同じサイズです。
少しわかりにくいですが、風船の紐が動いています。
モーション関数を変更する
下記にアニメーションをさせるためのスクリプトを記載しています。スクリプトの変更点をハイライト表示しています。
Sample_Script.func
## ============================================
## モーション関数設定
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<FUNC_MOTION_REG>
<SET_CONFIG>
FuncName = MO_Animation
ImageName = sample_02.png
Width = 130
Height = 280
</SET_CONFIG>
<SET_PARAM>
0, 0, 0, 0, 8
0, 0, 0, 0, 8, sample_03.png
0, 0, 0, 0, 8
0, 0, 0, 0, 8, sample_04.png
</SET_PARAM>
</FUNC_MOTION_REG>
- FuncNameを変更しています。
- ImageNameで新しい画像を設定しています。
- フレーム単位の設定では画像が変化するフレームで一番右端に変更する画像名を記述しています。こうすることで指定されたフレーム数(ここでは8フレーム)の間は指定された画像が表示されます。画像が何も記述されていないフレームはImageNameで設定した画像(sample_02.png)が表示されます。
Sample_Script.func
## ============================================
## オーダー関数設定
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<FUNC_ORDER_REG>
<SET_CONFIG>
FuncName = OR_Animation
FuncType = NONE_EVENT
FuncNameMotion = MO_Animation
PosX = X
PosY = Y
</SET_CONFIG>
</FUNC_ORDER_REG>
オーダー関数ではオーダー関数の関数名と、先ほど変更したモーション関数の関数名を変更しただけです。
以上で変更は完了です。ファイルを保存してきゃらポッドFを起動してみてください。 きゃらポッドFを起動すると、風船の紐がユラユラと揺れているのが確認できます。
画像をアニメーションさせることが出来たので次のチュートリアルでは部分的に画像のアニメーションを変更する方法を解説していきます。
下記ファイルはここまで作成したサンプルのキャラクターデータです。
以上で「アニメーションさせる」のチュートリアルを終了します。