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モーション関数

モーション関数はキャラクターの動作をフレーム単位で細かく設定したり、効果音を付けたりする関数です。アニメーション(動作)のフレームレートは一秒間に30フレームです(30fps)。

モーション関数の例

sample.func

<FUNC_MOTION_REG>
    <SET_CONFIG>
        FuncName  = MO_Walk_L
        ImageName = Walk.png
        Width     = 64
        Height    = 100
        Flip      = H
    </SET_CONFIG>
    <SET_PARAM>
              0, 0, -3, 0,  4
          Width, 0, -3, 0,  4, Footstep.wav
        Width*2, 0, -3, 0,  4
        Width*3, 0, -3, 0,  4, Walk_Fix.png, Footstep.wav
        Width*4, 0, -3, 0,  4, Footstep.wav
        Width*5, 0, -3, 0,  4, Walk_Fix2.png
        Width*2, 0,  0, 0, 30, sound.wav, fix.png
    </SET_PARAM>
</FUNC_MOTION_REG>

モーション関数 項目説明

項目名説明
<FUNC_MOTION_REG>
</FUNC_MOTION_REG>
モーション関数の開始終了を指定します。
<SET_CONFIG>
</SET_CONFIG>
この項目名で囲まれた部分でモーション関数の基本情報等を設定します。
<SET_PARAM>
</SET_PARAM>
この項目名で囲まれた部分でキャラクターの動作をフレーム単位で設定します。
FuncNameモーション関数の名前を設定します。
ImageName使用する画像ファイルを設定します。対応フォーマット:PNG / TGA
Width表示する画像(キャラクター)の幅を設定します。指定できる画像サイズは1~512でマイナス値を設定すると水平方向に画像が反転します。省略するとImageNameで指定した画像の幅が設定されます。
Height表示する画像(キャラクター)の高さを設定します。指定できる画像サイズは1~512でマイナス値を設定すると垂直方向に画像が反転します。省略するとImageNameで指定した画像の高さが設定されます。
Flip画像の水平・垂直方向の反転状態を設定します。これはWidth・Heightでマイナス値を設定した時と同じ動作をします。

水平方向反転:H
垂直方向反転:V
水平・垂直方向反転:HV

<SET_PARAM>について

モーション関数の例より

左から順番に

  1. 指定画像の読込む位置のX座標。<SET_CONFIG>で指定されたWidthとHeightを使用することができます。また、*(乗算)、+(加算)、-(減算)ができます。
  2. 指定画像の読込む位置のY座標。<SET_CONFIG>で指定されたWidthとHeightを使用することができます。また、*(乗算)、+(加算)、-(減算)ができます。
  3. X方向に毎フレームどれだけ移動するかをピクセル単位で指定します。
  4. Y方向に毎フレームどれだけ移動するかをピクセル単位で指定します。
  5. 指定された状態で実行(表示)するフレーム数。次の動作への自動変更時間以内(<FUNC_ORDER_REG>のTimerFrameの数値以内)なら動作はループします。
  6. ここは画像または効果音をフレーム単位で指定します。画像・効果音どちらでも指定可能。省略可能。効果音(対応フォーマット:WAV)を指定した場合は指定されたフレーム数の一フレーム目だけ指定されたサウンドが鳴ります。 画像名(対応フォーマット:PNG / TGA)を記述した場合はその行のフレーム数はその画像が適用されます(<SET_CONFIG>で指定した画像以外でも使える)。次の命令からは<SET_CONFIG>で設定した画像に戻ります。ただし<SET_CONFIG>で設定した画像サイズ(WidthとHeight)を下回るサイズの画像は設定できません。
  7. 6.と同じ。但し省略しない場合は、6.で画像を指定した場合は効果音を、効果音を指定した場合は画像を指定しなければなりません。