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バルーンモーション関数

この関数はバルーンの表示画像をフレーム単位で細かく設定したり、効果音を付けたりする関数です。アニメーション(動作)のフレームレートは一秒間に30フレームです(30fps)。

バルーンモーション関数の例

sample.func

<FUNC_BALLOON_MOTION_REG>
    <SET_CONFIG>
        FuncName  = BMO_Balloon
        ImageName = balloon.png
        Width     = 300
        Height    = 150
    </SET_CONFIG>
    <SET_PARAM>
              0, 0, 0, 0,  1
        Width*2, 0, 0, 0, 30, sound.wav, fix.png
    </SET_PARAM>
</FUNC_BALLOON_MOTION_REG>

バルーンモーション関数 項目説明

項目名説明
<FUNC_BALLOON_MOTION_REG>
</FUNC_BALLOON_MOTION_REG>
バルーンモーション関数の開始終了を指定します。
<SET_CONFIG>
</SET_CONFIG>
この項目名で囲まれた部分でバルーンモーション関数の基本情報等を設定します。
<SET_PARAM>
</SET_PARAM>
この項目名で囲まれた部分でバルーンの画像をフレーム単位で設定します。
FuncNameバルーンモーション関数の名前を設定します。
ImageName使用する画像ファイルを設定します。対応フォーマット:PNG / TGA
Width表示する画像(バルーン)の幅を設定します。指定できる画像サイズは1~512でマイナス値を設定すると水平方向に画像が反転します。省略するとImageNameで指定した画像の幅が設定されます。
Height表示する画像(バルーン)の高さを設定します。指定できる画像サイズは1~512でマイナス値を設定すると垂直方向に画像が反転します。省略するとImageNameで指定した画像の高さが設定されます。
Flip画像の水平・垂直方向の反転状態を設定します。これはWidth・Heightでマイナス値を設定した時と同じ動作をします。

水平方向反転:H
垂直方向反転:V
水平・垂直方向反転:HV

<SET_PARAM>について

バルーンモーション関数の例より

左から順番に

  1. 指定画像の読込む位置のX座標。<SET_CONFIG>で指定されたWidthとHeightを使用することができます。また、*(乗算)、+(加算)、-(減算)ができます。
  2. 指定画像の読込む位置のY座標。<SET_CONFIG>で指定されたWidthとHeightを使用することができます。また、*(乗算)、+(加算)、-(減算)ができます。
  3. X方向に毎フレームどれだけ移動するかをピクセル単位で指定します。
  4. Y方向に毎フレームどれだけ移動するかをピクセル単位で指定します。
  5. 指定された状態で実行(表示)するフレーム数。次のバルーンに変わるまで処理はループします。
  6. ここは画像または効果音をフレーム単位で指定します。画像・効果音どちらでも指定可能。省略可。効果音(対応フォーマット:WAV)を指定した場合は指定されたフレーム数の一フレーム目だけ指定されたサウンドが鳴ります。 画像名(対応フォーマット:PNG / TGA)を記述した場合はその行のフレーム数はその画像が適用されます(<SET_CONFIG>で指定した画像以外でも使える)。次の命令からは<SET_CONFIG>で設定した画像に戻ります。ただし<SET_CONFIG>で設定した画像サイズ(WidthとHeight)を下回るサイズの画像は設定できません。
  7. 6.と同じ。但し省略しない場合は、6.で画像を指定した場合は効果音を、効果音を指定した場合は画像を指定しなければなりません。